WEECKE Fenix mini 対 FENIX!新旧徹底レビューと使い方や充電方法の注意点

WEECKE Fenix miniを徹底レビュー!
ヴェポライザーを購入しようと思った時、手に取りやすい価格帯で喫味(喫煙時の味/体験)も評価の高い商品を探していませんか?

ミドルレンジ帯(1万円前後)で売れており、Amazonなどでの評価も上々なWEECKE Fenix mini (ウィーキー フェニックス ミニ)ですが、購入に際して迷う部分があると思います。

そこで新旧のFENIX(FENIXとFenix mini)に加え、同じく評価の高いC-VAPOR3の3機種を比較しつつレビューしていきます!
fenix-fenixmini-cvapor3の比較画像
この3機種は価格帯も近いですが、それぞれにイイ部分とそれぞれにデメリットも存在しています。
100%誰にでもベストな機器というのはありませんからね…。
FENIXとC-VAPOR3は個別の記事もご用意していますので、その特徴は個別記事に譲ります。

ということで、本記事のメインはFenix miniを検討中の方+Fenix miniの使い方・使い心地を把握したい方向けの内容にしました。
Fenix miniを買うか迷っている・使い方が分からない・近い価格帯で別の機種も検討している・紙巻きや加熱式からヴェポライザーに切り替えて続くの?といった疑問をできる限り解決できるように心がけています。

前半で他機種との比較、後半にFenix miniの使い方という構成にしました。使い方を確認したい方は後半をご確認いただければ幸いです。

それでは、ざっくりの機種別の特徴から結論をまず書いてしまいます。

ざっくりの機種別の特徴
  1. FENIX:中長期に使える汎用性と喫味が◎
  2. Fenix mini:コンパクトで無難な選択肢
  3. C-VAPOR3:タバコに近い吸いごたえを実現

まずは、機能面の特徴と性能差から確認してみたいと思います。

FENIX/Fenix mini/C-VAPOR3のスペック比較

スペックに関しては当然差があります。

FENIX mini
FENIX miniの商品画像
FENIX
FENIXの商品画像
C-VAPOR3
C-VAPOR3の商品画像
ブランド名
WEECKE
加熱方式 セミコンベクション セミコンベクション コンダクション
加熱温度範囲 160-221℃ 170-210℃(4段階) 160-230℃(8段階)
加熱リードタイム 約30秒 約30秒 約20秒
セッション数 約10回 約13回 約14-15回
セッション時間 4分 5分 4分
バッテリー容量 1600mAh 2200mAh 2300mAh
バッテリー交換
不可
重さ 131g 138g 124g
価格帯 約8000円 約10000円 約8000円
サイズ 7.8×2.3×4.6cm 11×5.5×2.8cm 11.6×4.7×2.5cm
LEDディスプレイ あり なし あり
ドロー 軽い やや軽い 重め(+調整可能)
ドリップチップ接続 不可 別売りで可能 可能
シャグポン 不可 可能 可能
備考 1℃刻みの温度切替。 セッション数は最低温度で実測
4段階の温度調節に加え
エンハンスモードを搭載
温度切替は8段階10℃単位

FENIX/Fenix mini/C-VAPOR3のサイズ感

fenix-fenixmini-cvapor3とタバコのサイズ比較画像
サイズ感をお伝えするために、紙巻きタバコの箱を並べてみました。
単純なサイズ感で言えば、FENIX>C-VAPOR3>Fenix miniですが、FENIXはなかなか大きいです。

FENIXを目にした私の奥さんの第一声は、モバイルバッテリーかよ(苦笑)でした。
重さはFENIX(138g)>Fenix mini(131g)>C-VAPOR3(124g)と大差ありませんが、見た目のインパクトは、特に非喫煙者には大きいようです(汗)

コンパクトで持ちやすいステルス性にはFenix miniに分があります。

外出先の喫煙所などでも使いやすいヴェポライザーの1台だと言えます。

FENIX/Fenix mini/C-VAPOR3の価格比較

weecke-fenix-fenixmini-C-VAPOR3の価格比較画像(Amazon)
価格帯はFENIXが1万円弱、Fenix miniとC-VAPOR3は8000円弱です。
予算感も安いに越したことはありませんが、必要な機能や喫煙体験に合致した商品を選んだ方がヴェポライザーに挫折しにくく、中長期でのコスパに繋がります。

※画像はAmazon、価格は時期・販売元によっても異なりますので参考値としてください。

温度調整機能の設定・ディスプレイ

  • ディスプレイ表示:FENIX⇒なし、Fenix mini⇒あり、C-VAPOR3⇒あり
  • 温度調整機能:FENIX⇒4段階+1、Fenix mini⇒1℃刻み、C-VAPOR3⇒10℃刻み
  • 温度可変帯:FENIX⇒170-210℃、Fenix mini⇒160-221℃、C-VAPOR3⇒160-230℃

温度調整機能面ですが、さすがに1℃単位での調整で喫味の変化は分かりませんので、10℃刻み程度あれば十分です。

FENIXは温度調整170,180,190,210℃の4段階と少ないですが、エンハンスモードというそれぞれの温度に+10℃くらいの加熱を加えるモードがあります。

単純なスペック面をみるとFENIXは劣っているように見えますが、実際に使用してみると細かい温度調整というのはそこまでこだわらなくとも喫味などに劇的な差がでるというよりは、機種依存の構造の方が影響しているように感じます。

ドリップチップ接続/マウスピース換装

マウスピースを好みのものに付け替えて楽しみたい人も多いようです。
特にFENIXの初期付属のマウスピースはくわえ心地が微妙だったりします。

  • FENIX:別売りの510アダプターを接続することでマウスピースの変更可能
  • Fenix mini:変更不可
  • C-VAPOR3:初期のままで変更可能
FENIXの別売り510ドリップチップ変換アダプター
マウスピースに関しては、最初から購入する必要は無いと思いますので、FENIX(要別売りアダプター)とC-VAPOR3を選んでいれば、510接続のドリップチップが使用可能です。510接続はVAPE(電子タバコ)で一般的な規格なのでAmazonなどでもたくさん売られており、好みのデザインを選びやすいです。

マウスピースの変更が不可能なFenix miniではありますが、割れてしまった場合などは、マウスピース単体で販売されていますので、交換自体は可能です。

ドローの重さ軽さと喫味の比較・フィルター使用

ドロー(吸いごたえ)の重さ軽さは、紙巻きからの移行・IQOSからの移行を検討している人にとっては重要かと思います。

MEMO
そもそもヴェポライザーの多くの機種は、ドローが軽く、どちらかというとDL(直肺吸い)を行う人の方が多そうです。

紙巻きの場合、口吸い(MTL)と呼ばれる、いったん口腔内に煙を溜め込んでから肺に吸い込む方法が一般的かと思われます。

紙巻きからヴェポライザーへの移行の場合、ドローの軽さに違和感を感じたり、吸いごたえに満足出来ない場合もありえます

吸いごたえ(ドロー)を比較すると、Fenix miniが最も軽く、FENIXが続き、C-VAPOR3が最も重いです。

C-VAPOR3に関してはドロー調整・エアフロー調整が可能ですが、エアフローを全開にしてもFENIXよりも重いです。

ヴェポライザーは、一般的な紙巻きやIQOSと異なり、フィルターが存在していません。
フィルター不在なのも違和感の原因となる人もいます。

ひとつ前の項目のマウスピース変更をすることでフィルターを使うことも可能です。

  • FENIX:別売りの510アダプターを接続⇒フィルター使用可能
  • Fenix mini:変更不可⇒フィルター使用不可
  • C-VAPOR3:初期のままでフィルター使用可能

シャグポンと掃除・メンテンスの手軽さ

シャグポンはご存知のかたも多いと思いますが、本体を逆さまにして本体底部をトントンとすると吸い終わったシャグがポンっとでてくる状態ですが、機種によってシャグポンできる機種とできない機種があります。

シャグポンができない機種は、チャンバー(加熱部)の開口部に引っかかりがあったりします。
そのような機種の場合は、ピンセットや初期付属のかき出し棒を使ってシャグを取り出す必要があります。

  • FENIX:シャグポン可能
  • Fenix mini:シャグポン不可
  • C-VAPOR3:シャグポン可能

シャグポンできるメリットは、メンテンス性が向上するところです。

かき出し棒を使ってシャグを取り出すよりも、シャグポンできた方が掃除は圧倒的にラクです。

スペーサーがあればFenix miniもシャグポン可能

初期付属ではなく、別売りのスペーサー(ヒーティングチューブ)を使用することでFenix miniでもシャグポン可能ではあります。

スペーサーは、予めシャグを詰めておいて、チャンバー(加熱部)にスペーサーごと入れて使用します。

シャグの取り出しも楽になりますし、外出先でのシャグ詰めの手間が省けます。

ただ、喫味はどうしても落ちる傾向があります。

機種別のオススメ

それぞれの機種にそれぞれの良さがありますし、従来の喫煙経験によって好みも変わってきます。

考えうる特徴別でのオススメをピックアップしていきます。

  • ステルス性:Fenix mini
  • 温度調整の細かさ:Fenix mini
  • 値段の安さ:Fenix mini/C-VAPOR3
  • LEDディスプレイ搭載:Fenix mini/C-VAPOR3
  • ドローの重さ調整(+紙巻きタバコ感):C-VAPOR3
  • メンテンス/掃除のラクさ:FENIX/C-VAPOR3

私は温度調整機能に関しては1℃単位で変更可能なメリットはそこまで感じません。

機種別のオススメポイント
  1. コンパクトさ・ステルス性重視:Fenix mini
  2. 値段の安さ:C-VAPOR3
  3. 紙巻き・IQOSと近い機種を希望:C-VAPOR3
  4. メンテンス/掃除のラクさ:FENIX/C-VAPOR3

Fenix miniをあまり押せない結果になってしまいましたが、Fenix miniの特筆すべき点はデザイン性・コンパクトさです。
使い方や注意点をご紹介していきます。

Fenix miniの使い方&レビュー

Fenix miniの取扱説明書は日本語非対応です。(FENIXは日本語対応ですが、miniは英語のみの対応でした)

  • Step.1
    シャグを詰める
    Fenix miniの使い方:シャグの詰め方
    マウスピースを矢印の方向に引っ張ることで外すと、チャンバー(加熱部)が露出します。
    チャンバー内にシャグを適量詰めて、マウスピースを元に戻します。

  • Step.2
    電源オン
    Fenix miniの使い方:電源オン
    電源ボタンを5回クリックすると電源オンとともに加熱開始。
    設定温度に達すると吸い始められます。
    ※加熱開始1分後から残時間が表示されます。

  • Step.3
    温度変更
    fenix-miniの電源ボタンとプラス/マイナスボタンの画像
    上段のボタンで温度上昇、下段のボタンで温度下降、160-221℃まで好みの温度に調整可能です。

    ※温度表示は初期設定で℃表示ですが、F(華氏)表示モードも存在しています。電源ボタンとマイナスボタンを押すことで切替可能です。

  • Step.4
    加熱終了
    加熱開始240秒で加熱が終了とともに電源が自動オフに切り替わります。
    マウスピースを外してシャグを取り出します。シャグポンはできないのでピンセットなどでかき出します。
    fenix-miniのシャグの取り出し

  • Step.5
    クリーニング方法
    10セッションくらいはシャグを取り除くだけで使用可能ですが、徐々にマウスピース内にニコ汁などが付着していくので、定期的な掃除が必要です。
    fenix-miniのクリーニング方法は手軽でティッシュなどを使うだけでもきれいになる
    手軽な掃除であれば、シリコンを取り外しマウスピース内部の水滴などをティッシュで拭き取ることだけでもキレイになります。
    メーカー非推奨かもしれませんが、マウスピース部は洗浄可能そうです。

Fenix miniの充電時の注意・バッテリー交換について

Fenix miniは5V 1A以下の充電器(ACアダプター)での充電が必要です。
WEECKE FENIX miniは5V 1A以下の充電器(ACアダプター)での充電が必要
FENIXとC-VAPOR3も同一の規格ですで、ヴェポライザーの多くも5V 1A以下の制限の機種がほとんどです。

本来は本体側で充電A(アンペア)を調整するのですが、安全のため5V 1A以下の制限を設けていることが多いです。
最近のACアダプターは急速充電に対応しており、機器に負担をかけてしまう場合があります。

もし1A対応のACアダプターを持っていない人はパソコンにUSBケーブルを接続しての充電をおすすめします。

バッテリー交換/Fenix miniの分解は不可能

Fenix mini以外にも、今回主にご紹介したFENIXとC-VAPOR3もバッテリー交換不可となっています。

FENIXとC-VAPOR3はメーカー非推奨ではあるものの、頑張れば分解も可能です。
c-vapor3を無理やり分解するならUSBジャック部分から可能ではある
本体下部のUSB接続部から両面テープで接着されたプレートを無理やり剥がすことで、ネジにたどり着くことが可能です。

ただ、Fenix miniは本体のどこにもそういった分解をできそうな箇所が存在していません。
分解には壊していかないと内部にたどり着けません。

加熱方式:コンベクション(熱対流方式)とコンダクション

Fenix miniとFENIXはコンベクション(熱対流方式)という加熱方式を採用しています。
コンベクション方式は、加熱した熱風をシャグに通過させることでミストを得る方式です。

対義語としてコンダクションという加熱方式があり、この方式を採用しているのが本記事で紹介した機種ではC-VAPOR3で、チャンバー(加熱部)を直接加熱する方式です。

一般的にコンベクション方式(熱対流方式)の加熱方法のほうが、シャグの加熱ムラが少なく、雑味が少ない傾向があるとされています。

詳しくはFENIXの記事に書きましたが、熱発生部とチャンバーが近いため、厳密な意味でコンベクションではないという評価がなされています。

FENIX以上にFenix miniは、チャンバーと加熱部が近く、実際の吸った感覚でもコンダクションに近いのではないかと感じています。