ヴェポライザーで喉が痛い!イガイガやむせる時のフィルター活用などの対策方法

ヴェポライザーで喉が痛い!増税に減りゆく喫煙所。何かと肩身の狭い愛煙家にとって最後の砦とも言えるヴェポライザーですが、よくあるお悩みがいくつかあります。

ヴェポライザーのお悩みあるある
  1. 喫味・キック感が合わない
  2. 好みのシャグが見つからない
  3. 吸い方が分からない
  4. どの機種がいいか分からない
  5. 喉の痛みやイガイガ感が強く、むせる

今回は↑のヴェポライザーに切り替えて、喉のイガイガ感や痛みについて対策をご紹介していきたいと思います。

ヴェポライザーで喉の痛みやイガイガが発生する原因

本記事の前提として元々喫煙者の方を対象としています。

そもそも喫煙経験が無い方がタバコを使用した場合、イガイガ感や喉の痛みはヴェポライザーに限らず生じるはずだからです。タバコはともかくヴェポライザー・IQOS/gloなどの加熱式、VAPEなども喉や肺などの呼吸器官に負担をかけます。
要はヴェポライザーを使って喉の痛みやイガイガを感じる事は人によっては当然起こりうることだと思います。

その上で、従来タバコを使用していたにも関わらず、ヴェポライザーに切り替えた際に喉の痛みやイガイガを感じる・むせてしまう要因をリストアップしてみます。

  • 吸い方の問題
  • ニコ汁/粉シャグが飛んでいる
  • フィルターが無い
  • 温度が高すぎる
  • シャグの種類・乾燥度合い

大別するとこの喉などへの影響や“むせ”との関係は5点が影響していると思われます。

吸い方の問題でむせたり、喉の痛み、イガイガ感につながっている

ヴェポライザーはどの機種も基本的に紙巻きのタバコ・IQOSと比較するとドローが軽いです。(ドロー:吸った感じが軽い/重い)

紙巻きのタバコは、直接肺に煙を吸い込むのではなく、いったん口腔内に溜め込んだ煙を肺に吸い込むという2段階で吸う方法が一般的だと思います。
これを口吸い(マウストゥラング:口腔から肺/Mouth To lung/MTL)と呼びます。

その反対で、直肺吸いという吸い方があります。
直肺吸い(ダイレクトラング:Direct Lung/DL)と呼ばれる吸い方は、深呼吸をするように直接肺に吸い込む方法です。

紙巻きのタバコは、ドローはとても重く、DLはけっこう大変です。
もちろん、個々の吸い方によってMTLとDL、その中間のような吸い方をする人がいますが、紙巻きのタバコでDL・直肺吸いをすると慣れない人はむせると思います。(実際に試してみてください)

吸い方への慣れやドローを調整することで対策する
紙巻きのタバコはドローがかなり重いため、MTLで吸っている人が多いはずですが、ヴェポライザーはドローが軽い機種が多いです。

もちろん、ヴェポライザーもシャグの詰め方やドロー調整が可能な機種も存在していますが、ヴェポライザーのドローは軽く、深呼吸をするように吸い込むDL(ダイレクトラング/直肺吸い)を想定して機種が作られていると思われます。

ヴェポライザーを使い始めて、むせたり、喉の痛みやイガイガ感を感じる人は、この吸い方(DL)に慣れていない可能性があります。ある程度の慣れやシャグの量・種類を変えることで状態は変わる可能性もあります。

その他には、ドロー調整可能なWEECKE C-VAPOR3を使う事で、従来どおりのような口吸い/MTLのような吸い方をヴェポライザーでも実現できる機種もあります。

吸い方の対策・機種を選ぶだけでは解決策にならない人もいるかもしれません。
その他の原因と対策を探ってみます。

ニコ汁/粉シャグが飛んでいることで喉の痛み、イガイガ感につながっている

ヴェポライザーは、何らかの方法でタバコ葉を加熱することで、タバコ葉内の水分を蒸発させることで煙を発生させています。

加熱方法は2パターン(コンベンション・コンベクション方式)ありますが、本題からそれてしまいますのでいったん脇に置いておきます。

ヴェポライザーを繰り返し使っていくと、マウスピース内に茶色い液体と細かいタバコ葉が付着していきます。
ヴェポライザーのマウスピース内のニコ汁・タバコの細かい破片が写った画像
紙巻きのタバコは燃焼させた時の“煙”ですが、ヴェポライザーから発生しているのはタバコ葉内の水分に由来した“ミスト”が中心です。

このミストが徐々にチャンバーやマウスピース内に溜まり結露してきます。ミストの結露量は、ヴェポライザーの機種(加熱方法・内部構造)、シャグの種類(水分量)によって異なります。

結露したミストが口に飛び込んでくると強い苦味やエグ味を感じます。この結露したミストは通称ニコ汁と呼ばれたりします。

科学的なデータは不明ですが、ニコチン量やタバコ葉に含まれる成分を多量に含んでいると思われます。ニコ汁はヴェポライザーの喫味を悪化させるだけでなく、ニコチン量やタバコ葉を通常よりも多く含んでいるため、喉のイガイガや痛みに繋がる要因の一つになりえます。

定期的なメンテンス・クリーニングを行いニコ汁の発生を抑えることが喉の痛みや違和感を軽減するコツです。

もう一点は、シャグの粉末がマウスピースを通過して喉などに直接入ってきている可能性も考えられます。

チャンバーとマウスピースの接続部に細かいシャグの破片がくっついていることがあります。前出のマウスピース内部の画像にも茶色いタバコ葉が付着していました。シャグは切り刻んだタバコ葉なのでタバコ葉の微粒子はフィルターを介した紙巻きのタバコよりもヴェポライザーを吸っていると圧倒的に多くミスト内に含まれてしまいそうです。

このタバコ葉の細かい粉末が喉や肺などに入ると吸った際、“むせ”や“喉の違和感”に繋がります。

メンテンスの頻度を上げることは一つの解決策ではあるものの、ニコ汁対策・シャグの粉末対策として根本的な対策としては、フィルターの使用が一つの解決策になります。

シャグの種類・乾燥度合いがムセに繋がる

私自身もシャグの種類によってはむせてしまうこともあります。コレばかりはシャグとの相性を探ってみるしかありません。

あくまで私の傾向ですが、キック感の強い非着香系シャグでむせやすい傾向があります。(バリシャグ赤など)

シャグの好みを中心とした記事は以下をご参照ください!

また、シャグがカラカラに乾燥している場合もむせやすい傾向があるように感じます。

シャグをヴェポライザーで加熱する際に葉に水分が少ないとコゲが生じて、それがむせに繋がるように思われます。ただ、シャグの加湿はデリケートで、加湿しすぎるとニコ汁の原因となるので、これまたムセの原因になってしまいます。

シャグの加湿には、ヒュミドールという水分を保持するものを使えば、ちょうどいい具合に加湿できます。

フィルターが無い事でむせたり、喉の痛み、イガイガ感につながっている

一般的な紙巻きのタバコ、IQOS、プルームテックgloなどにはフィルターが存在しています。
IQOSとgloのヒートスティックのフィルター画像

一般的な紙巻きのタバコを例にすると、フィルターを挟むことによってニコチンやタールなどの成分を劇的に減らせる訳ではないそうです。

ただ、使用後のIQOSを分解してみると、
フィルターのタバコ葉と接している箇所に細かいタバコ葉が付着していました。
加熱後のIQOSを切断してみるとフィルターに粉状のタバコ葉が付着していた画像
フィルターが無ければ、この粉状のタバコ葉は口に飛び込んできていた可能性があります。

要は普通のタバコやIQOSなどを問題なく吸えていた人が、ヴェポライザーに切り替えてから、“むせ”や“喉の痛み”を感じるのであれば、前出のように

  • 吸い方の問題
  • ニコ汁の影響/粉シャグが飛んでいる
  • フィルターが無い
  • シャグの種類・乾燥度合い

このどれかに起因すると判断できそうです。

吸い方の問題は吸い方を変える工夫をするか、慣れるしかありませんが、2と3に関してはフィルターを使うことで解決できます。

マウスピースに直接フィルターを使える機種もありますし、別売りのシリコンチューブを接続することでフィルターが使用できる機種もあります。
シリコンチューブを接続してヴェポライザーにフィルターをつけた画像

シャグを売っているタバコ屋さんなら大抵は手巻き用のフィルターも売っていますのでサイズを確認して使ってみるのも一計です。

ただ、喫味はどうしても落ちてしまいますし、見た目の微妙さは否めません。

どうしても喉の痛みやイガイガ感が改善されない人は、フィルターを使いつつ、慣れたら外してみるといったことを試してみる価値があると思います。

その他にもヴェポライザーの設定温度による影響も考えられます。
機種ごとの加熱方式や加熱ムラなどで、シャグが焦げることで煙に近いものが発生する可能性もあります。ただ、元々タバコを吸っていた人であれば、ヴェポライザー以上の温度で吸っていたはずなので、喉への影響や“むせ”の要因としては低そうです。

いろいろと対策をしても喉への違和感が収まらない方は、温度を下げてみることも一考です。

以上です。

そもそも論として、紙巻きのタバコはもちろん、IQOSなどの加熱式・ヴェポライザーを含め、程度の差はあれど喉や肺、そして体への負担や健康を害する可能性のある嗜好品です。
ヴェポライザーに関しても吸うよりも、吸わないほうが体にいい事は間違いありません。

ご認識の上、節約や匂いを軽減できて、紙巻きでは味わえないタバコとの付き合い方の一つとしてヴェポライザーを楽しんでいければ幸いです。