Kingtons Black Mamba(BLK ™)のレビュー&使い方

安さと喫味の両立を重視するならブラックマンバがベストチョイス!

ブラックマンバ(Black Mamba)の使用感などを徹底レビュー!

Kingtons社製のヴェポライザー、Black Mambaは海外の大手ヴェポライザー販売サイトの2018年ベストヴェポライザーTOP5にランクインするなど、6000円前後で購入できるヴェポライザーとしては、世界的に高い評価を得ています。

商品名がBlack Mambaと表記している販売サイトもあれば、blkと記載しているサイトもあります。現在流通しているパッケージはblk ™のみと商品名にゆらぎがあります。

私自身、購入前に『コレって偽物?』という不安があったので、色々と調べてみました。

メーカー公式サイトを確認したところ、Black Mambaのコピー製品が出回ったため、blkという新しい商標を適応したとの記載がありました。

blk ™は、BLacKの略、Belong To Kingtonsの略とのこと。おそらく商品が売れ始めて、Black Mamba(コブラ科のヘビ)で商標を取得しようしても、一般名称のため取得できなかったのでしょう。で、リブランドしてblkで商標を取得したのかもしれません。あくまで想像ですが。

過去(Black Mamba時代)は分かりませんが、現在は正規品の確認するスクラッチコードがついています。

名称や商標にまつわるお話は、余談ではあるもののコピー製品が出回るということは、Black Mambaの品質の高さやブランド力が認知されている証拠でもあります。Black Mamba(blk ™)の人気がうかがえます。

日本では、そこまで売れている商品では無い印象ではありますが……。(ヴェポライザーの主要市場は、いろいろな事情で主にアメリカだと思います)

blkの特徴をまず列挙してみます。

Black Mamba(blk ™)の特徴
  1. Black Mamba=BLK(同一商品)
  2. 海外でも高評価
  3. 喫味の良さ安さ=高コスパ
  4. 大きく深いチャンバー
  5. シャグポンは不可
  6. 掃除に難あり
  7. 本体はやや熱くなる
Black Mamba=BLKのシャグ詰めとガラスチューブの画像
大きめで深めなセラミック製のチャンバー(加熱部)にふわっと多めにシャグが入る点、長く細いガラスを採用したマウスピースの内部構造が、優しく深いキック感に、透明感のある喫味に寄与していると想像されます。

個人的にバイオリンを吸った時の喫味は異次元だと感じています。(感想は後述)

総じてblkは喫味が強めのシャグのほうが相性が良さそうです。

blk ™(Black Mamba)の使い方

  • Step.1
    シャグ詰め
    blk(Black Mamba)のシャグ詰めのコツは、やや多めのシャグ量をふわっと軽めに詰める
    blkのシャグ詰めのコツは、やや多めのシャグをふわっと軽めに詰めるにつきます。

    チャンバー(加熱部)は広いものの、ギチギチにシャグを詰めると喫味が出にくくなります。

  • Step.2
    電源オン
    blk電源オンはボタンを5クリック
    電源ボタンを5クリックで電源オン、と同時に加熱開始。

  • Step.3
    加熱中・温度変更
    加熱中は赤LED⇒設定温度、緑LED⇒到達温度を表します。
    blkの加熱中、設定温度まで上昇中の画像

    電源ボタンを長押しで温度設定を変更します。

    1. 180℃:LED1つ点灯
    2. 190℃:LED2つ点灯
    3. 200℃:LED3つ点灯
    4. 210℃:LED4つ点灯
    5. 220℃:LED5つ点灯

    ※ 180℃(LED1つ点灯)から210℃(LED4つ点灯)に設定変更する時は、電源ボタンを長押しして4つ目のLEDが赤点灯するまで待ちます。4つ目のLEDが点灯した段階で指を離し、数秒待つと、2つ目のランプから赤⇒緑に変化していき、4つ目のLEDが緑に点灯したタイミングで設定の210℃まで達したお知らせです。

  • Step.4
    加熱終了
    電源オンから5分経過、もしくは電源ボタン5クリックで加熱の途中終了。

  • Step.5
    シャグ出し・掃除
    加熱終了後、シャグを取り出します。シャグポンはできません。
    blkのシャグ抜きした画像

    チャンバー内の掃除は、綿棒+エタノールで軽く拭く程度でOK。
    5回使用程度で、ガラスチューブ内の汚れはコレくらいです。
    blkの5セッションくらい経過したガラスチューブの画像

    エタノールをジップロックに入れてシャバシャバしましたが…、ガラスチューブ内のステンレスフィルターに引っかかったシャグ片が取れません。
    Blkのガラスチューブをエタノールで洗浄した画像

    細身のピンセットなどを使うとステンレスフィルターが取り外せます。
    blkのガラスチューブ内のステンレスフィルターはピンセットなどで外せる

    ガラスチューブ自体もデリケートですし、内部のステンレスフィルターも耐久性が不安です。このガラスチューブの作りとステンレスフィルターの存在が喫味に寄与していそうなので、1日1−2回のメンテナンスは必須(5-10セッション毎にガラスチューブの掃除)です。

blk ™(Black Mamba)のスペック

Black Mamba(BLK)
ブランド名 Kingtons
加熱方式 コンダクション
加熱温度範囲 180-220℃(5段階)
加熱リードタイム 約35秒
セッション数 約10-12回
セッション時間 5分
バッテリー容量 1600mAh
バッテリー交換 不可
サイズ 14.5×4.5×2.6cm
重さ 78g
価格帯 約6000円
備考 スペアガラスチューブ付属

blk ™(Black Mamba)の同梱物一覧

blk (Black Mamba)の同梱物一覧画像
blk (Black Mamba)本体、取扱説明書(英語のみ対応)、ACアダプター、USBケーブル、ガラスチューブ(スペア)、クリーニングブラシ、かき出し棒、ピンセット

blk ™(Black Mamba)の充電時の注意点/バッテリー残量表示

blkにはACアダプターが初期付属しています。説明書にも5V 1A(5V 1000mAh)での充電に言及があります。

初期付属以外で充電する場合、5V 1A以下のACアダプターを使用するか、パソコンにUSBケーブルを接続して充電を行いましょう。

バッテリー残量表示
電源オン時、充電時の本体下部のLEDランプの色でバッテリー残量が確認できます。
blk(Black Mamba)のバッテリー残量表示

  • LED赤:バッテリー残量35%以下
  • LED紫:バッテリー残量35-70%
  • LED緑:バッテリー残量70-100%

※バッテリー残量不足時はLEDが5回赤点滅し、自動電源オフ

blk ™(Black Mamba)とおすすめシャグ

総じて、いつもの他機種で使っている温度より10-20℃高めの方が喫味をよく感じれると思います。

そしてシャグを一掴み分、優しく詰める感じのほうが喫味がよく出ます。悪く言えば雑に、適当に、ただフワッとを意識して詰め込む感じでOKです。

丁寧にギュッと押し込むほど、喫味が出にくくなります。

他機種よりも、1.やや多めのシャグを、2.優しくチャンバー内に詰める、3.温度はやや高めに設定、これがblkの実力を発揮するコツです。

バイオリン

他のシャグでは酸味や苦味といった喫味のエッジになる部分が、blk ™(Black Mamba)で使うとやや薄くなる印象ですが、バイオリンに関しては、独特のハーモニーがより際立つ印象です。酸味が舌をくすぐりながら、吐く息では苦味ではなく胡椒のようなスパイシーさが矢面に立ち、いくつもの味わいが複雑に絡み合いラム酒やウイスキーのような口当たりと味の変化を楽しむことができます。

バイオリンはクセが強めなシャグなので、機種によっては常喫しにくいですが、blkであれば良さだけを抽出した喫味を得ることが出来るように思います。

ミスト量も多い事に定評のあるバイオリンなので、スパスパ吸って、時々深く味わうなど吸い方によって表情を変える喫味も醍醐味と言えそうです。

バイオリン自体クセを含めて嫌いなシャグではありませんが、blkで吸うバイオリンが一番美味しいと個人的には感じました。バイオリン愛好者の方に特に試していただきたい1台です。

コルツライチ

こちらも好みのシャグですが、ライチ感が長続きしないヴェポライザーが多いです。
1-2喫目はライチ感が強いものの、フレーバーが薄れるのが早めな印象のシャグですすが、
blkで吸うと中盤以降の酸味がライチ感に足され、2−3分ライチフレーバーが続きます。
残りの後半2分ほどは、ややタバコ感が増していくものの強めの酸味と相まって、コルツライチを吸っているな〜という感覚が続きます。

コルツライチのフレーバーを変化しつつも楽しめるヴェポライザーはblkをおいて今の所ありません。

チェ黒

チェ黒の燻したような鰹節感は喫味には殆ど出ず、メンソール感が矢面に出て、吐き出す息で優しいスモーキー感を演出します。

個人的には、チェ黒はあまり好きだと感じたことのないシャグなのですが、やや短めではあるものの、強烈なピーク時の喫味は病みつきになります。

コルツクリアメンソール

常喫シャグです。
ただblkに関しては、あまり好みではありません。

おそらくメンソール感が強く出すぎていて、雑味が減った分、旨味を感じにくくなっているのだと思われます。

元来10年来のメンソール派で、強めのメンソール系シャグが好みな私ではあるものの、クリアメンソールに関しては強めなメンソール感でアンバランスな喫味になってしまっており、Solo2やFENIXの方がバランス良く楽しめている印象です。

後半のメンソール感がやや落ち着けば、そこそこ美味しいと感じますが、これなら別のヴェポライザーを使ったほうが良さげです。

コルツグリーンティー

ヴェポライザーによっては、かなり好きなシャグではあるものの、blkではやや好みとは逸れた喫味です。

中盤以降のグリーンティー感が抜け、酸味が乗ってきた喫味はなかなかの美味しさです。
ただ、中盤以降はグリーンティー感が抜け始めているので、なんとなく違う感が否めません。

別のシャグを吸っている印象が強めです。(レモンハーブティー感とでもいいましょうか)

チェ赤

チェ赤ほどヴェポライザーの種類によって好みが変わるシャグもありません。(あくまで個人的な好みが色濃く出ていますが、、、)

チェ赤で酸味と甘味が全面に来るヴェポライザーは好みです。blkの喫味はやや強めの酸味に優しい甘みが前半に、後半は少し強くなった苦味が加わり10年来のメンソール派の私も満足の吸いごたえです。

純粋にチェ赤が好きな人にはどうなんでしょう?他のヴェポライザーよりはタバコ感がblkでは薄れているので好みでない人も多いかもしれません。

blkの喫味考察

  • マウスピースの構造・加熱部からの距離(内部構造は細長いガラス製)
  • 大きめで深いセラミック製のチャンバー(シャグ容量)
  • 粉シャグとニコ汁の飛び込み防止に役立つステンレスフィルター

長く細いガラスを採用したマウスピースの内部構造が、優しく深いキック感に、透明感のある喫味を実現していると思われます。

シャグの相性によっては、ともすると薄くも感じるblk ™(Black Mamba)ですが、コンダクションの加熱方式の他機種は、焦げ感やエグみが強くなる機種も存在しています。

ハイエンド機種の多くは、クリアな喫味をキープするような機構や加熱方式を取り入れているように思います。
物理的にチャンバーからの距離を離したDavinci IQ/Solo2/Pax3、コンベクション方式でタバコ葉の加熱を間接的にするなど、これらの工夫は、タバコ葉を優しく加熱しつつも、十分な加熱を目的としていると想像しています。その結果、過加熱によるタバコ葉から出るエグみや苦味を軽減し、本来の味わいを楽しむことが可能になり、機種特有の喫味につながっているのではないでしょうか。

タバコ葉を焦がさず、でも十分にムラ無く加熱することが、しっかりとしたキック感+エグみの少ない喫味が実現する要素だと個人的には感じています。

これを構造・加熱方式・加熱温度のコントロールといった複合的な要素で実現している機種が、優秀なヴェポライザーとして評価されている傾向があるように個人的に感じています。

blk ™(Black Mamba)に関して言えば、マウスピース内のガラスでチャンバーからの距離を物理的に離し、最近では採用している機種も多いですがセラミックチャンバーを採用、シャグ容量を増やすことで喫味の深い味わい・喫味の持続させる機構、喫味を邪魔する粉シャグやニコ汁が飛ばないようなガラス内部のステンレスフィルターの存在、これらが相まって価格以上の喫味、ひいては世界的な評価につながっているのではないでしょうか。

Kingtons社製の他のヴェポライザーを試したことがまだないため、blk ™(Black Mamba)の完成度が、偶然の産物なのか、狙って出来た構造なのか判断できていません。

今後、Kingtons社製の他のヴェポライザーも俄然試してみたくなりました。それくらいblk ™(Black Mamba)はコスパと喫味を両立している優秀な1台だと思います。

デザイン性はハイエンド機種と比較すると手放しで褒められるほどでは無いと思いますが、芳醇な喫味を作り出すためのチャンバーと口までの距離をとる機構を優先しているのでしょう。

ブラックマンバは最初の1−2台目のエントリーとして、ある程度ヴェポライザーを持っている人にとってもサブ機として活躍すること受け合いの1台です。ブラックマンバも含めたランキングも作成していますのでぜひ参考にしてみてください!