Arizer Go ArGo (アライザー ゴー アルゴ)レビュー&使い方

Arizer社製のヴェポライザー最新作のArizer Go(ArGo)の使い方&レビュー!Arizer Goを略してArGo、その名の通り外出先・持ち出し用に特化しています。

Arizerの機種は、長く突き出したガラスステム(ガラスアロマチューブ)が見た目のインパクトがあり、外ではやや憚られる外見、、、(だと個人的には思っているのですが)。私自身、Arizer社製のSolo2を愛用していますが完全に自宅用です。

Arizer社はガラスチューブがもたらすマイルドな加熱と煙道の長さにコダワリを持っているのでしょう。ArGoはガラスチューブが本体内部にしまい込まれていて、Solo2の喫味に惚れ込んだ上でコンパクトかつ回りの目を気にせず使いやすデザイン性を考慮して購入に至りました。

まずはArGoの特徴をピックアップしてみました!

ArGoの特徴
  1. コンパクト&ステルス性の高いデザイン性
  2. ガラスチューブが本体内部に隠れる構造
  3. バッテリー交換式(18650)
  4. 掃除・メンテナンスが簡単

ArGoの特徴掘り下げ

先程の特徴を掘り下げてみます。

1.コンパクト&ステルス性の高いデザイン性

サイズ感はボックス煙草程度の大きさで、FENIXやC-VAPOR3よりも一回りほど小さいくらいの手のひらサイズです。
手のひらサイズでコンパクトなArGo

2.ガラスチューブが本体内部に隠れる構造

取扱説明書ではガラスアロマチューブと記載がありますが、省略して本記事ではガラスチューブで統一します。

Arizer社の特徴であるガラスチューブは、見た目の派手さ・折れたり割れたりといったデメリットも大きいです。
Arizer社のsolo2の画像
ただ、間違いなく喫味にプラスの影響をもたらしているでしょうし、ガラスチューブの採用とコンパクトさの両立を目指した野心的な機種がArGoなのではないでしょうか。

argoは本体内部にガラスチューブを完全にしまい込むことが可能
約7cmのガラスチューブの殆どが本体内部にしまい込むことが可能です。マウスピース部となるガラスチューブの先端も本体背部のボタンを押すことで完全にしまい込め、持ち運び時のガラスチューブへの負担を軽減しています。

ガラスチューブのもう一つのメリットは、事前にシャグを詰めたガラスチューブを複数持ち歩くことでシャグ詰めの手間を省き、すぐに吸い始められる点にあります。シャグポンも100%なので、吸い始めてシャグを捨てる、次に吸うときはシャグ詰め完了している別のガラスチューブに切り替える、、、と使うことで外出先などでも手間なくヴェポライザーを使うことができます。

3.バッテリー交換式(18650)

最近ではバッテリー交換タイプのヴェポライザーも増えてきましたので、ArGoが特別ということではありません。
急なバッテリー切れ時にバッテリー交換したり、ヘタって来たバッテリーを交換できるメリットは大きいです。
argoのバッテリー交換シーン
そもそも、どんなリチウムイオン電池を使う電子機器も、繰り返しの充電で徐々にバッテリー残量が減っていきます。
おおよそ500回程度の充電が使用の目安とされています。

毎日使用する機器であれば1年半くらいでバッテリーが寿命に近づいてきます。バッテリー交換可能な機種であればバッテリーのヘタリは回避できます。

4.掃除・メンテナンスが簡単

Solo2もそうですが、ハイブリット加熱方式のArGoもチャンバー(加熱部)はほとんど汚れません。各ヴェポライザーの中でも汚れなさは随一です。

使用後のシャグもすぐ取り出せるため、エタノールを浸した綿棒でチャンバーを軽く拭くだけでお掃除が完了します。
argoの掃除は綿棒などで優しく拭くか、汚れが酷いときはエタノールを浸した綿棒で軽くふくだけでOK

Solo2と比較するとArGoはチャンバーが本体の内部にあるため、やや届きにくいですが、困るほどではありません。

ArGoの使い方

  • Step.1
    シャグ詰め
    ArGoのシャグ詰めは、ややキツ目にキュッとシャグを詰め、ガラスチューブの底から2-3mmほど浮かせた状態の方が喫味がよくなります。
    ArGoのシャグ詰めはキツめに詰め込み、2-3mm隙間を開けたほうが喫味がよく出る
    ガラスチューブのフチまでシャグがあると、チャンバーと接している部分がコゲやすく喫味を悪くしやすいです。

    ※ガラスチューブをシャグを詰めた状態で複数持ち歩けば、都度シャグ詰めせず使用が可能です。

  • Step.2
    ガラスチューブを差し込む
    シャグがこぼれてしまう場合があるので、本体を逆さまにしてガラスチューブに差込みます。

    初回使用時のガラスチューブの差込口はかなりの硬さです。以下画像程度まで差し込みが可能ですが、もし差込みが困難な場合、予め加熱することでガラスチューブが差し込みやすくなります。

    ARGOのガラスチューブはこの画像くらいまで刺さる

    本体背面のボタンを押すと、本体上部が伸び、ガラスチューブが完全にしまい込むことが可能です。
    要は、ここまでガラスチューブは刺さります。
    argoは本体内部にガラスチューブを完全にしまい込むことが可能

  • Step.3
    エアフロー調整
    ガラスチューブの差込み具合を、最深部から1-2mm浮かせるとエアフローは少し軽くすることが可能です。

    ※エアフローに関してはSolo2よりも僅かに軽めです

  • Step.4
    電源オン
    メイン(m)ボタンと+ボタンを長押し(2-6秒)でビープ音と共に電源オン。
    argoの電源オンは、+とMボタンの同時押し
    2-6秒カウントダウン後、スタンバイ状態に切り替わります。現在の温度が表示されています。

    ※電源オン:即時加熱開始されません

  • Step.5
    加熱開始
    +/−/mボタン:いずれかを押すと加熱が開始。
    +/−:好みの温度に調整可能(50-220℃/1℃刻み)

    ※加熱完了時のお知らせはありません。
    ※残りセッション時間の表示もありません。

  • Step.6
    加熱の強制終了
    mボタンの長押し:加熱中でも途中中断、電源オフが可能。

  • Step.7
    セッション終了
    設定時間に達すると、ビープ音と共に自動で電源オフ。

    ※セッション時間:5-15分から設定可能

  • Step.8
    シャグ抜き・使用後の掃除
    本体をさかむけにした状態で、チューブを抜き、そのまま灰皿などにシャグを落とします。
    argoはシャグポン可能で掃除やメンテも楽

    ※セッション終了直後のチューブはかなり熱いので取扱に注意が必要です

    複数回の使用はシャグポンのみでOKです。
    ※ガラスチューブの掃除方法は以下のメンテナンス方法をご参照ください。

Arizer ArGoのスペック/同梱物一覧

ArGo
ブランド名 Arizer
加熱方式 ハイブリッド
加熱温度範囲 50-220℃
加熱リードタイム 約60秒
セッション数 約8-9回
セッション時間 5-15分
バッテリー容量 3400mAh
バッテリー交換 可(18650)
サイズ 8.4×5.2×2.2cm
重さ 134g
価格帯 約28000円
備考 セッション時間:1分刻み
温度範囲1℃刻みで設定可能
セッション数は10分の設定で約9回

Arizer ArGo同梱物一覧

argoの同梱物一覧
Arizer Go(ArGo)本体、ガラスチューブ×2(ステムキャップ×2)、かき出し棒、ポーチ、ACアダプター、ステッカー、取扱説明書、充電ケーブル、スクリーン×4

Arizer Go(ArGo)充電時の注意点・バッテリーについて

ArGo初期付属のバッテリーは、NCR18650Bと記載があり、検索してみるとPanasonic製でした。
argo初期付属のバッテリーはPanasonic製のNCR18650B
NCR18650Bと検索するとAmazon・楽天などでいくつか販売店が出てきますので、交換の際は同一ブランドの商品のほうが無難かと思います。

argoの充電時に使用するACアダプター
初期付属のUSBケーブルには1.3A以上の充電をするように明記があります。ちなみに初期付属のACアダプターは1.5Aでの充電です。
PC経由でUSBケーブルを接続しての充電では充電が開始されませんでした。専用のACアダプターとUSBケーブルを使用しての充電のほうが無難かと思います。

Arizer ArGoの詳細設定

Arizer Go(ArGo)の各種設定は、電源オンの状態(スタンバイ状態)で行います。

メインボタン(mボタン)と+ボタン同時押しでスタンバイ状態にした状態で、上から順に「メインボタン(mボタン)」を押すごとに切り替わります。
それぞれの項目(1-5)で+/−を押すことで設定します。

  1. 効果音:Off/Low/Med/High
  2. セッション時間の設定:5/6/7/8/9/10/11/12/13/14/15(分)
  3. 摂氏華氏:℃/F
  4. ディスプレイの明るさ:Low/Med/High
  5. 電源オンまでの長押し秒数:2/4/6/8(秒)

②のセッション時間の設定はスタンバイ状態も含むようで、電源オンの状態で加熱をせず、放置していても設定の時間が経過すると自動でオフに切り替わります。
⑤の電源オンまでの時間を切替可能で、「+/メインボタン」を押す秒数を切り替えることができます。せっかちな私は2秒に切り替えました。

※それぞれの設定の確定は、数秒待つか、mボタンを押すと確定します。

設定をいじると、スタンバイモードから加熱が開始してしまいます。もし使用しない場合は、mボタンを長押しで電源オフにする必要があります。

Arizer社に共通するガラスチューブについての考察

Arizer社はガラスチューブにこだわっているのでしょう。

すべての製品に共通しています。

チャンバーの下部、ステンレス製の底部に近いほどシャグは加熱され、使用後に茶色く変色します。

ただ、ガラスチューブ自体がシャグを包み込み、やさしく加熱することで喫味の良さを引き出しているのだと思われます。

このガラスチューブを使用した構造を維持したまま、ポータブル機種(ここでは真にポータブルとして外出先でも使いやすい形状)を完成させるにあたり、Arizer社の選択は、ガラスチューブを内部構造に取り込むという選択をしたのでしょう。

もちろん、ガラスチューブを使わないという選択肢もあったでしょう。ですが、手元の最終形態である製品はガラスチューブを採用しています。

ガラスチューブへのこだわりを優先してるからにほかなりません。

Arizer Go/ArGo総評

ArGoの総評の前にここまで触れていなかった悪い部分を列挙してみます。

ArGoの悪い点
  1. ヒートアップに時間を要する
  2. 喫味のピークは尻上がり

特に設定温度付近、170℃-200℃に近づくにつれ、温度上昇が遅くなります。Solo2などを含め、Arizer社製品を高温帯(190-200℃)で使用していた方にとってはArGoのヒートアップはかなり長く感じると思います。

ヒートアップに時間がかかるからか、ArGoの喫味のピークは尻上がりに上がっていまきます。そもそも設定温度180℃程度までのヒートアップに1分程度要し、その後も喫味が出始めるまで時間がかかります(+1分程度)。

ただ、喫味の持続力はSolo2と比較してArGoの方が長い印象で、喫味もマイルドな印象です。だらだら喫味が続くのでメンテ性の高いIQといったポジションに個人的にはなっています。

イイ感じの喫味が出始めるまで、加熱開始から1~1.5分は必要で、キック感の強さやパパっと吸い終わりたい人にはあまりオススメしにくい点はArGoのデメリットだと思います。

総評としてのArGoはイイ機種なものの、見た目を気にせず喫味に特化した場合、Solo2に軍配があがります。

ただ、Arizer社製品を外で使いたい!Arizer社製品が気になっていたけれどもデザイン性がちょっと…。

そんな印象をお持ちだった方に最適な1台だと思います。

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